[最終更新日]2023年9月26日 [記事公開日]2020年6月24日
就活に失敗してもこれさえ読めば大丈夫!挽回方法と内定の獲得法教えます
「内定が1つももらえない」
「本命企業に落ちた」
「内定の中に納得のいく企業がない」
このような理由から“就活に失敗した”と感じていませんか?
就活は将来を左右するほど重大な決断をする場ということで、少しのミスや失敗にひどく落ち込みやすいです。特に「内定」に関することで失敗したと感じる人が多く、大きな悩みの種となっているでしょう。
その結果、失敗することで何もかもが嫌になり、就活の手を止めてしまう人がいますが、それはよくありません。そうなれば内定がないまま卒業を迎えることになってしまいますし、そもそも諦めるのはまだまだ早いです!
なぜなら今からでも十分挽回は可能ですし、納得のいく内定だってゲットできるからです!
今回このコラムでは、就活に失敗した人が挽回し、就活成功へと大逆転するための秘訣についてご紹介しています。どんなことをすれば挽回できるのか、納得のいく内定はどうすればゲットできるのかなどを就活のプロが解説していくので、ぜひ最後までご覧下さい!
まずは失敗を繰り返してしまわぬよう、就活に失敗してしまった原因から確認していきましょう。
就活に失敗したと感じる理由と原因
万全に準備をしてきたにもかからず、なぜ多くの就活生は「就活に失敗した」と感じているのでしょうか?そもそも就活に対してどのような理由から失敗したと思うのか。
ここではそんな「就活に失敗した」と感じる理由と、実際に失敗を招いた原因について解説していきます。失敗から成功を目指すためには“失敗の原因”を知ることが大切ですので、しっかりとチェックしていきましょう。
「内定」に関する失敗を感じやすい
就活で失敗したと最も感じやすいのが「内定」に関するものです。例えば、「内定が1つももらえない」「本命企業から内定がもらえなかった」「内定の中に納得のいく企業がない」と、内定に関する悩みから“失敗”を感じやすい傾向があるのです。
就活では入社先を決める活動ということで、「内定」は1つの物差しとなります。そのため、内定の有無や内容によって感情が左右されてしまうのは当然といえますし、失敗したと感じる大きな要因となります。
このコラムではそんな「内定」に関する事例が就活の失敗とした場合の原因、対処法について解説していきます。まずは就活に失敗した原因について下記より確認していきましょう。
自己分析や企業研究不足による選択ミスが原因
就活に失敗してしまう最大の原因として挙げられるのが、自己分析や企業研究不足による選択ミスです。自分や業界、企業への理解が乏しく、自分に合った企業を選べていないことで内定を遠ざけているのです。
就活では自分に合った企業を見つけることが目的で、そのためにはまず「自分」についての理解を深めなければいけません。自分はどんな強みがあるのか、どんな働き方ができるのかといったことを知っていないと企業との相性を図ることができませんし、自分を満足にアピールすることもできません。
そして自分だけでなく、志望する業界や企業についても理解を深めておかないと、相性が良いと判断しても的外れなアピールをしてしまう可能性があります。
このように、自己分析や企業研究不足によってちゃんと相性を見極めきれず、そしてまともにアピールできていないことから内定を獲得できず、就活に失敗してしまうのです。
選択肢の少なさや固定概念が失敗を招く原因の1つ
選択肢の少なさも失敗を招く原因の1つです。志望する業界や企業数の少なさや、「自分にはこの業界しかない」という固定概念によるものから、選択肢を狭め、内定を遠ざけているのです。
世の中には様々な業界や企業がたくさんあることから、ある程度絞ったうえで就活をしていくことは大切です、しかしあまりにも限定してしまうと持ち駒が少なくなってしまい、その分可能性も狭めてしまうことになるのです。
また、志望する業界や企業があることはいいことですが、その業界や企業が必ずしも自分と相性が良いとは限りませんので、自己分析や企業研究からまともに相性も図らずに、「自分にはここしかない」と固定概念から志望しても、うまくいく可能性は低いのです。
万が一受かったとしても、入社前に自分との相性を見極めていなかったわけですから、「思っていたのと違う」とギャップを感じてしまうリスクもあります。このように、選択肢の少なさや固定概念は内定を遠ざけ、就活失敗を招いてしまうのです。
「プライドの高さ」が邪魔をしている場合もある
就活に失敗してしまう人の中には「プライドの高さ」が原因となる場合もあります。これは、プライドが高いあまりに聞き耳を持たずに失敗を招いてしまったパターンです。
特に多いのが、大学のキャリアセンターや就活エージェントの意見に対して聞き耳を持たないことです。これまでの就活で内定が取れなかったことで、大学のキャリアセンターや就活エージェントがあなたに合った企業を紹介したにもかかわらず、自ら選んだ選択を一切変える気がないことが原因です。
これまでにもお話ししているように、その企業が必ずしも自分に合っているとは限りませんし、実際に内定がないということは相性が悪かったということです。
その中で、あなたと企業との相性を判断する能力に優れた大学のキャリアセンターや就活エージェントが紹介してくれた企業に目を向けられないのは選択肢を狭めていることになります。
自分の意思を貫くことも大切ではありますが、人の意見に聞き耳を持つことも大切です。実際に大学のキャリアセンターや就活エージェントはあなたと相性の良い企業を紹介してくれているので尚更です。
失敗をそのままにするとどうなるの?
就活に失敗することで気分が落ち込み、「もう何もしたくない」と思ってしまうのは当然です。しかしそれではいけません。就活の失敗をそのままにしておくのはあまりにもリスクが高すぎます。
では具体的にどのような理由から就活の失敗をそのままにするのがいけないのでしょうか?ここではそんな、失敗をそのままにした時のリスクと末路について解説していきます。
すべてがうまくいかなくなる
就活の失敗をそのままにしておくと、悪いサイクルにはまり、すべてがうまくいかなくなってしまいます。具体的な悪いサイクルとしてよくある例は下記のとおりです。
- 自己分析不足で自分のやりたいことがわからない
↓ - 業界・企業研究不足のまま企業を選択
↓ - 自分をうまくアピールできない
↓ - 当然、面接も突破できない
↓ - そもそも企業が求める人物像と自分がかけ離れていた(相性が悪かった)
↓ - 自分の無力さを痛感し、何もかも嫌になる
↓ - 就活の失敗をそのまま放置し、内定がないまま卒業を迎える
↓
先ほどの就活に失敗する原因でも述べたように、そもそもは自己分析、業界・企業研究不足が発端で、このようなサイクルを招きやすいです。自分と企業との理解不足によって面接がうまくいかず、内定がもらえないことでやる気をなくし、内定がないまま卒業を迎えるという最悪のパターンは、失敗をそのままにしていれば誰にでも起こりうることです。
面接は良くも悪くも自分をわかりやすく評価される場という事で、面接が通過できないと落ち込んだり、やる気がなくなってしまう気持ちもわかります。しかし、そのままにしていても内定が来るわけではないのですから、そこから立ち上がらなくてはならないのです。
「新卒」という肩書がある時が一番選択肢が多く、就職もしやすいので、その特権をなくてしまうのはもったいないです。ですから、就活の失敗をそのままにしておくリスクを把握したうえで、挽回のための行動を取りましょう。
「就職」以外の選択をすることになる
前述でも述べたように、悪いサイクルにはまれば当然、内定がないままの卒業となります。ここではそんな内定がないまま卒業することによる選択肢と末路を解説していきます。
■フリーター
アルバイトで生計を立てる非正規雇用。自分で好きな仕事、時間、休みの日を設定できるというメリットがあるものの、生涯年収が正社員の約3分の1しかなく、雇用も安定しないという大きなデメリットがあります。また、社会的な信用もないことから、マイホームなどの大きな買い物ができないというリスクもあります。
■就職浪人
卒業後も就職活動を続けるという選択で、内定がないまま卒業した学生の多くがこの手段を選択しています。もともと兼ね備えた就活知識にプラスして自己分析や企業研究などに十分に時間を充てられる一方、「新卒」という肩書がなくなり、採用企業数も少ないことから厳しい戦いになることが予想されます。
■進学・留学
学びたいことが明確にあり、仕事に活かす場合であれば将来的に就職がしやすく、高給料を狙える選択肢の1つです。また「新卒」として就活をすることができ、知識や経験を積めることから選択肢も広がるでしょう。しかし、進学・留学共に莫大なお金がかかりますし、進学や留年をしている分、高い専門性が求められます。
■起業・フリーランス
自分の好きな仕事を好きな形でできることから、人気の高い選択肢です。しかし起業するにしろ、フリーランスにしろ専門的な知識と“経験”がないと安定した収入を得ることはできませんので、新卒から目指すのは難しいでしょう。
■ニート
自分の好きなように時間を使えますが、収入がないことから生活ができません。親にお金を工面してもらえたとしてもそれは甘えですし、人としても成長できません。社会的な信用も得られず、ただただ孤独なので選択肢に入れないようにしましょう。
内定がないまま卒業してもいくつか選択肢があるのは確かです。しかし、進学・留学以外の選択肢は「新卒」という肩書を投げうってまで選ぶのにはもったいないといえます。
ですから、就活の失敗から挽回するための行動を取り、納得のいく内定を所持したうえでの卒業を目指していきましょう。
失敗しても挽回できる!就活成功への大逆転術
就活を失敗すると絶望的な気持ちになるのもわかりますが、先ほどお話しした悪いサイクルにはまればそれこそ絶望的な未来が待っています。それに就活に失敗しても挽回は十分にできますから、諦めずに納得のいく内定獲得を目指しましょう!
ここではそんな就活の失敗から挽回し、就活成功へと大逆転するための方法をご紹介します。失敗したからといって終わりではありません。これからいくらでも挽回は可能ですので、これを読んでしっかりと実践していきましょう!
就活に失敗した原因を明確にする
まずは自分がなぜ就活に失敗したのか、その原因を明確にしましょう。失敗と向き合うのは怖いと思いますし、自分を否定しているような気分になる気持ちもわかりますが、まずは失敗を受け入れることが大切です。
そしてその失敗を繰り返さないためにも、失敗を招いた理由を1つ1つ振り返っていきます。どんな行動をしたことで失敗を招いたのか、どうしていれば失敗しないで済んだのかなど、今までの行動から確認してみましょう。
就活失敗の原因のほとんどが「自己分析や業界・企業研究不足」ではありますが、どのような行動によるものなのかは人それぞれです。ですから、今後の行動を決めていくためにも、“失敗に至るまでのきっかけ“をしっかりと明確にしていきましょう。
自己分析と企業研究を徹底的に行い、就活軸を定め直す
自分のどのような行動・活動によって失敗を招いたのかを明確にしたら次に、就活失敗の根本部分ともいえる「自己分析や業界・企業研究不足」を解消していきましょう。失敗を招くまでの行動は人それぞれですが、ベースとなる部分はたいていこの「自己分析や業界・企業研究不足」ですので、改めて行います。
まずは、自己分析より「自分」についての理解を深めていきます。自分はどんな人間なのか、そしてどんな強みを持ち、どのような仕事で活躍できるのかを考えながら分析を行いましょう。
業界・企業研究を行う際も、自分に合っている業界なのか、長く働ける会社なのか、活躍できる仕事かなどを意識し、研究を行っていきます。そして改めて就活軸を定め直します。
ここで意識してほしいのが、「自分がしたいこと」ではなく、「自分にできること」という視点から就活軸を定めていくことです。これまでは自分のしたいことを基準にしていた人も多かったと思いますが、願望だけで企業との相性を図れませんし、実際に内定がないわけですから自分には合わなかった可能性が高いです。
それに仕事は、自分にできることをしたほうが成果を残しやすいですし、成長にもつながります。これは十分な自己分析、企業・業界研究を行わないと見つけられないことですので、しっかりと分析研究を行った上で就活軸を改めて定め直していきましょう。
固定概念を取り払い、広い視野から選択肢を増やす
自己分析、企業・業界研究を行ったうえで就活軸を定め直したら、固定概念を取り払い、広い視野で就活を行っていきましょう。「自分にはここしかない」といった固定概念は選択肢を狭めるだけですし、「この業界しか受けたくない」という願望を押し付けるのはもったいないです。
もしかすると排除したものの中や、全く眼中になかった業界の中に自分に合った企業があるかもしれないという可能性を考えると、選択肢を狭めてしまうのは自分で自分の首を絞める行為だといえるでしょう。
もちろんすべての業界や企業を見ていくわけにもいきませんから、自分の中での条件を少し広げ、就活軸に当てはまりそうな業界や企業をピックアップして効率的に自分との相性を図っていきましょう。
就活に失敗した原因でもお話ししたように、固定概念や選択肢の少なさは内定を遠ざけます。もともと自分に合った企業を探していくことが目的の就活において、視野を狭めるのは非常にもったいないことです。たくさんの可能性から自分に合った企業を見つけられるよう、明確にした就活軸を軸に広い視野で探していきましょう。
面接練習で「就活力アップ」を図る
自己分析や企業研究不足によって企業の選択ミスをしてしまうと受かりにくいとお話ししましたが、それだけではありません。面接での態度ももちろん内定に影響されるのです。たとえ相性の良い企業を選べていたとしても面接がダメなら当然内定はもらえません。
ですから、面接練習にも力を入れてください。面接練習のコツは、“本番のような緊張感のもと行う”ことです。本番同様の緊張感ある空間に慣れることで、本番でも屈することなく存分に自分の力を出しやすくなるのです。
面接は誰しもが緊張するものではありますが、過度な緊張は自分の評価を自ら下げてしまう可能性がありますし、オドオドした態度は内定を遠ざけます。反対に堂々と面接を受けている人は自信に満ち溢れており、その態度を高く評価する面接官は多いです。
ですから、普段の練習から本番を意識して練習を行いましょう。大学のキャリアセンターや就活エージェント、模擬面接イベントなどに参加して「第三者」に見てもらうと、改善もしやすくなり、よりパフォーマンスが良くなるためオススメです。
おわりに
様々な理由から「就活に失敗した」と感じる人がいると思いますが、基本的には“自己分析と企業・業界研究不足”が原因である場合がほとんどです。これらが不足することで企業選びをミスしていたり、思うように自分をアピールできていないことから内定を遠ざけています。
ですから、なかなか内定がもらえないと感じた場合には早急に自己分析、企業・業界研究をやり直し、就活軸を見直しましょう。企業は「自分がしたいこと」ではなく、「自分にできること」という視点から探していくことが大切です。
また、どうしてもうまく挽回できないという場合には大学のキャリアセンターや就活エージェントなどの就活のプロを頼ると良いでしょう。彼らは失敗した学生を成功へと導くプロですので、どんな状況からでも必ず納得のいく形で就活が行えるようにサポートしてくれます。
弊社においてもサポートを行っています。どんな悩みでも解決できるよう、お手伝いをさせていただきますので、ぜひ下記よりお問い合わせください。
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