[記事公開日]2024年10月11日
自己PR動画の作り方が知りたい!撮影方法や提出までの流れを紹介
自己PR動画は、就活生の人柄や雰囲気が掴みやすく、熱意も確認しやすいため、近年企業が提出させることが多くなっています。
しかし、動画を撮影し慣れていない人にとっては、どのような手順でどのような内容にすればよいかわからないという人も多いのではないでしょうか。
そこでこのコラムでは、自己PR動画の撮影ポイントや、動画提出までの流れを詳しく紹介しています。具体的な例文も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
自己PRを動画で提出させる企業が増えている
自己PRはエントリーシートや面接で聞かれる項目でしたが、近年は書類提出の際に自己PRを動画で提出させる企業が増えています。まずはその背景について見ていきましょう。
それぞれ解説していきます。
新型コロナウイルスをきっかけに実施する企業が増えた
新型コロナウイルス感染症の影響で、オンラインの需要が高まり、自己PRも動画で提出させる企業が増えました。
新型コロナウイルスをきっかけに学生と企業との直接的な接触が難しくなってきたことで、少しでも対面に近い形を取るために、動画を用いるようになったと考えられます。
自己PRを動画で提出させるだけでなく、面接などもオンラインで行う企業が多くあり、コロナウイルスが落ち着いた今も、継続してオンラインによる選考を継続している企業が多くあります。
応募者の雰囲気が掴みやすいことから今後も増える見込み
自己PRを動画で送らせることで、企業は応募者の雰囲気を掴みやすくなります。
また、自己PRを動画で送らせると、エントリーシートではわからない人柄を知れたり、人件費の削減や時間・手間の短縮など、企業のメリットは多いです。
企業にとっては自己PR動画での選考はメリットが多いため、今後も増える見込みです。就活生はしっかりと対策しておきましょう。
自己PR動画でチェックしていること
自己PR動画では、エントリーシートなどとはまた違ったチェック項目があります。では具体的にどのようなことをチェックしているのか。以下よりチェックしていきましょう。
企業がチェックしているポイントを押さえ、印象の良い自己PR動画を作成できるようにしてください。
就活生の人柄や雰囲気の確認
企業が自己PR動画でチェックしていることの1つ目は、就活生の人柄や雰囲気です。
自己PR動画では、応募書類だけではわからないその人の性格や人柄がわかります。論理的な話し方ができるか、コミュニケーション力があるかなどもある程度把握できるので、企業は求める人物像に近い人材を見つけやすいです。
特に営業職などコミュニケーション力を必要とする企業は、動画で学生の雰囲気をよくチェックしている傾向にあります。
企業への志望度の確認
次に、企業への志望度の確認です。自己PRであっても、入社への熱意を伝える必要があり、企業側もこの部分を重視してチェックしています。
また、自己PR動画から就活生の熱意も採用のポイントとしてみているケースも多いです。そのため、動画内でうまく話そうとするよりも、その企業に入社したいという気持ちを伝えることが大切です。
自己PR動画は、書類よりも話し方や内容で熱意が伝わりやすい分、企業側もより細かくチェックしている傾向にあります。
コミュニケーション力の確認
多くの企業は、話し方を見てコミュニケーション力がある人材かどうかを判断しています。相手に何かを伝える力は、どの職業についても非常に大切な力です。
自己PR動画を見て、説得力のある話し方か、人と関わることに抵抗がなさそうかなどを確認します。1人で話していても話し方や振る舞いで、ある程度コミュニケーション力を測ることは可能です。
カメラを見ない、早口で話すなどはマイナス評価になるため注意しましょう。
自己PR動画提出までの流れ
自己PR動画でチェックしている項目を押さえたら、次は自己PR動画を提出するまでの流れを把握しましょう。ここでは、自己PRを撮影してから提出するまでの流れを紹介します。
動画はいきなり撮影してもよいものは撮れませんので、しっかり準備して撮影に臨みましょう。
撮影環境を整える
まずは、自己PR動画撮影をする環境を整えましょう。撮影場所は自宅で問題ありませんが、背景が白やグレーなど顔が映りやすく、周囲の音が聞こえない場所を選ぶとよいでしょう。
濃い色の背景や、物が散乱した状態をバックに撮影すると、背景に目線がいってしまいます。撮影に適した場所がない場合は、白い模造紙を繋げて壁紙を作るなど、工夫してみましょう。
さらに、動画が綺麗に撮影できるように三脚やライトを活用し、顔が綺麗に映るか確認してみてください。
また、外で撮影するのはオススメできません。外では雑音が入りやすくなり、相手が聞き取りづらくなる可能性があるため、室内で撮影するようにしましょう。
自己PR動画の台本を作成する
自己PR動画を撮影する前に、台本を必ず用意しましょう。台本を用意せずに話すと、限られた時間で話をまとめるのが難しくなることがあります。
動画は短くて15秒、長くて3分程度のため、自分のアピールポイントを台本の時点でまとめておくことが大切です。また、アピール内容を決める際は、企業が求める人物像を把握し、自分の魅力をアピールできる内容にしましょう。
自己PRを考える際には、自分の強みを正しく理解しておく必要があります。自己分析から自分のことが理解できるようになると、自己PR以外にも、志望動機などを決める際にも役立つため、しっかりと時間をかけて分析を行いましょう。
撮影前に練習する
本番前には必ず台本を読んで練習しておきましょう。台本を何度も読んで内容を頭に入れることによって、本番でもスムーズに話すことができます。
自己PR動画では、声のトーンと表情が大切なため、本番では意識してください。明るく聞き取りやすいトーンでハキハキ話すと、相手にも快活な印象を与えられます。
制限時間が決まっている場合、焦って早口になったり、声のトーンが低くなったりすることがあります。自然に話せるようになるまで、何度も練習しましょう。
動画の確認をする
企業へ自己PR動画を送る前に撮影した動画を確認し、直したいポイントをチェックしましょう。練習しすぎると文章を暗記して読んでいるだけに見えるので、原稿の大切な部分のみを暗記し、できるだけ自分の言葉だけで話せるように意識してみてください。
動画で気になったポイントは、改善して再度撮影を行います。納得がいくまで何度も撮影し、自分の納得のいく自己PR動画を送るようにしましょう。
企業へ動画を送る
動画が完成したら、企業へ送付しましょう。サイズ指定は合っているかなど、条件を改めて確認し、間違いがないか確認した上で送るようにしてください。
送った後にミスを見つけて送り直すと、相手にあまり良い印象を与えません。1回で間違いなく動画を送付できるように、よく確認しましょう。
自己PR動画撮影のコツと好印象を与えるポイント
自己PR動画は、動画をただ撮影すればよいわけではありません。下記で紹介するポイントを押さえ、好印象を持たれる動画に仕上げる必要があります。
それぞれのポイントを押さえ、印象の良い自己PR動画を作成しましょう。
清潔感のある見た目を意識する
自己PR動画では、面接と同じように清潔感のある見た目を意識しましょう。服装について特に指定がない場合はスーツを着用し、髪型も面接と同じように整えることが大切です。
スーツの汚れやシワ、髪型の乱れなどは動画であっても伝わってしまいます。着用前に汚れやシワは手入れを行い、髪型も前髪を分けたり、長い髪は結んだりして整えるようにしてください。
スーツを着用するのが無難ですが、アパレルやIT企業などカジュアルな服装で働く従業員が多い場合は、オフィスカジュアルでも悪い印象にはなりにくい場合もあるので、企業のHPなどから雰囲気をチェックしてみましょう。
時計やタイマーを見やすいところに置く
時間内に話すために、時計やタイマーは見やすいところに置いておきましょう。時間がオーバーしたり、短すぎたりすると印象があまりよくありません。時間を意識して話せるように、時計やタイマーを必ず用意してください。
とくにスマホで撮影する際には注意が必要です。画質も問題からインカメラではなく、外カメラでの撮影が推奨されており、外カメラでは秒数を確認することができません。そのため、別に時計を用意する必要があるでしょう。
目線は正面orやや上を見る
動画を撮影する際は、目線は正面かやや上を見るように意識してください。カメラと目の高さを同じ位置にすると、目線を調整しやすいです。
動画を撮影する際に下を見すぎてしまうと、怒っている印象や相手を見下している印象を与えてしまいます。また、目線が高すぎると上目遣いのような目線になり、相手に媚びているような印象を与えてしまうでしょう。
スマートフォンのインカメラで撮影すると、カメラではなく自分の姿を見てしまい、目線が下がりやすくなります。また、台本をカメラの下に置いていることでも目線が下がりやすくなるため、まっすぐカメラを見て話せるように練習してみてください。
わかりやすくハキハキと話す
動画を撮影する際は、わかりやすくハキハキと話すようにしましょう。覚えた台本を話そうとするばかりに、早口になることがあります。しかし、早口だと聞き取りづらい上に、台本を丸暗記しているイメージになり、あまりよい印象を持たれません。
また、動画は実際の面接よりも言葉が聞き取りづらく、表情も乏しく見えやすいです。そのため、動画を撮影する際は、いつもよりも少しオーバーなくらいを意識して話すとよいでしょう。
話の流れを意識する
話の流れを意識して話しましょう。話す内容は、話が伝わりやすくなるPREP法を意識してください。PREP法とは、結論・理由・具体例・結論の流れで相手に話を伝える文章構成です。
動画が始まっていきなり自己PRが始まると、相手に唐突な印象を与えてしまうので、いきなり本題に入らず、最初に簡単に自己紹介をしてから自己PRを話すようにするとよいです。
また、自己PRを話した後には簡単にお礼や挨拶を入れましょう。話を聞いてくれたことに対するお礼を延べ「以上です、よろしくお願いいたします」などの締めの挨拶をすると、動画が終わることがわかりやすいです。
フリップや小道具を使う
服装や小道具を使った工夫をするのもオススメです。フリップでアピールしたいポイントを書いたり、大学時代のユニフォームを着用したりするとよいでしょう。
ただし、笑いを取ろうと変な服装やギャグを行うとマイナスな印象になるケースがあります。自己PRの内容が部活やサークルなどの場合にユニフォームを着用するなど、話にあった小道具を用意するようにしてください。
画角や見え方などを確認する
動画撮影前に画角と見え方を調整しましょう。
表情をよく見せたい場合はバストショット、小道具を使ったり身振り手振りで表現したい場合にはミディアムショットを選ぶとよいです。
撮影する際は顔がアップになりすぎないように気をつけ、画角内に卵1個分程度の余白ができるように気をつけてみてください。
自己PR動画撮影にあると便利なものを用意する
自己PR動画撮影にあると便利なものを用意しましょう。
【三脚】
スマートフォンで撮影する人も多いですが、どこかに立てかけて撮影するとズレてしまい、動画がブレることがあります。しかし、三脚を使ってスマートフォンを固定すると撮影しやすいので、用意することをオススメします。
【ライト】
撮影時にライトがあると顔映りがよくなります。顔がはっきり見えると、明るい印象をアピールしやすいです。LEDライトが安価で高性能のためオススメです。
【マイク】
用意できる場合、マイクを使うと良いです。スマートフォンのカメラを使用する場合、声をはっきりと拾えない可能性がありますが、マイクであれば声を鮮明に拾ってくれるので、聞きやすい動画が撮影できます。
【メモ・フリップ】
話す内容をメモして用意しておくと、話している最中に台本を忘れた時に思い出せます。また、フリップは大事なポイントを伝える時に適宜使用するとよいでしょう。
【分数別】自己PR動画を作成するポイント
自己PR動画を撮影する上でのポイントを踏まえ、ここでは分数別の作成ポイントについて解説していきます。話す内容やそれぞれに使う時間などを解説しているので、チェックしていきましょう。
それぞれ詳しく解説していきます。
30秒の動画を作成するポイント
30秒で動画を作成する際は、150文字程度の文章で構成するとよいでしょう。30秒で動画を作成する際の構成は、以下を参考にしてみてください。
- 挨拶と自己紹介:5秒
- 自分の強み:5秒
- 強みに関するエピソード:10秒
- 社会人になってからの活かし方:5秒
- 挨拶:5秒
限られた時間の中でアピール時間を長く設けたいので、挨拶や自己紹介はなるべく早く済ませることが大切です。
1分の動画を作成するポイント
1分の動画の場合は、300字程度に収めましょう。1分で動画を作成する際の構成は、以下を参考にしてみてください。
- 挨拶と自己紹介:10秒
- 自分の強み:10秒
- 強みに関するエピソード:20秒
- 社会人になってからの活かし方:10秒
- 挨拶:10秒
1分の場合はエピソードや社会人になってから強みをどう活かすかに関して厚みを持たせるとよいです。
2分の動画を作成するポイント
2分の動画を作成する場合は、600字程度におさめましょう。2分で動画を作成する際の構成は、以下を参考にしてみてください。
- 挨拶と自己紹介:15秒
- 自分の強み:15秒
- 強みに関するエピソード:50秒
- 社会人になってからの活かし方:25秒
- 挨拶:15秒
1分の動画で話した内容に加えて志望理由や具体的な意気込みなども入れると、より熱意が伝わりやすくなります。
3分の動画を作成するポイント
3分の動画は、1,000字以内程度でまとめましょう。3分で動画を作成する際の構成は、以下を参考にしてみてください。
- 挨拶と自己紹介:20秒
- 自分の強み:15秒
- 強みに関するエピソード:100秒
- 社会人になってからの活かし方:30秒
- 挨拶:15秒
原稿用紙2枚以上の内容が必要になるため、上記の流れに加え、企業に関心をもったきっかけやチャレンジしたい仕事などもアピールするとよいでしょう。
【例文】分数別自己PR動画の例文4選
分数別の作成ポイントを押さえたら、次は構成を意識して作成した例文を見ていきましょう。ここでは、30秒、1分、2分に分けて自己PR動画の例文を紹介します。
話す内容や流れについて参考にしてみてください。
30秒動画の例文
初めまして、〇〇大学の〇〇と申します。私の強みは問題解決力とチームワークです。大学のゼミ活動では、困難な課題に決着をつけて、チームと協力し、効率的な解決策を考えました。
行動、改善策を提案することでプロジェクトの成功に貢献しています。 今後も積極的に学び、周囲と協力しながら成果を上げていきたいです。
30秒動画は時間が短いため、最初の自己紹介やPRポイントを短くまとめ、エピソードを簡単に話しましょう。
1分動画の例文
初めまして、〇〇大学の〇〇と申します。私の強みはコミュニケーション力です。大学時代、ゼミ活動やアルバイトでの経験を大切にし、異なる立場や背景を持つ人々との意思疎通を大切にしてきました。
スタッフやお客様との快適なコミュニケーションを心がけ、トラブルが発生した際には迅速かつ丁寧に対応することで、信頼関係を認めました。
この経験から、相手の立場に立って、柔軟に対応するコミュニケーションの重要性を学びました。今後もこの力を活かして、貴社のチームワークや顧客対応に貢献したいと考えています。
1分も話してみるとなかなか短い時間のため、エピソードを20秒程度でまとめ、時間内に収まるように話を組み立てましょう。
2分動画の例文
初めまして、〇〇大学の〇〇と申します。私の強みは行動力です。大学時代、学生団体のリーダーとして多くのプロジェクトを率いてきました。その中でも特に大きな挑戦となったのは、地域活性化イベントの企画・運営です。
新しい試みであったため、企画の実現からスポンサー探し、広報活動、そして当日の運営まで、全てをゼロからスタートさせる必要がありました。
私は、行動を起こすことが成功の鍵だと考え、まずは地域の商店街や企業に積極的にアプローチし、スポンサーや協力者を募集しました。また、広報面でもSNSやポスターを活用し、学生や地域住民にイベントの魅力を伝えました。
イベントの成功にあたって、多くの問題や課題が発生しましたが、その都度迅速に行動し、解決策を見つけることに尽力しました。 結果として、当日は予想以上の観客を迎え、地域の商店街からも感謝の声をいただくなど、プロジェクトは大成功を収めました。
この経験から、何事にも積極的に行動を起こすことで、困難な状況でも道を切り開く力を身につけました。 今後は、この行動力を考慮して、貴社でも新たな挑戦に果敢に解決し、結果を出すことで貢献していきたいと考えています。
2分の動画では、エピソードや社会人になってからの強みの活かし方をしっかり話せます。エピソードは50秒程度話す時間があるため、しっかりとその際の考えや行動を思い出す必要があります。
自己PR動画についてのよくある質問
最後に、自己PR動画の疑問について回答していきます。それぞれの疑問を解決し、自信を持って自己PR動画を送れるようにしましょう。
それぞれ解説していきます。
カンペを見ながら話しても良い?
自己PR動画の撮影中にカンペを見ながら話すことは、禁止されてはいません。しかし、カンペを読んでいることがはっきりとわかる場合や、目線が泳いでしまう場合は、準備不足な印象を与えることがあります。
そのため、台本を用意して何度も練習し、できるだけカンペを見ないように話すとよいでしょう。
動画を編集する必要はある?
撮影した動画は編集せずに提出しましょう。編集して音やテロップを付けたりすると、真面目に取り組んでいないと思われてしまい、悪い印象を与える可能性があります。
面倒ではありますが、もし途中で話す内容を忘れてしまった場合やうまく話せなかった場合は、最初から撮影し直すようにしてください。
撮影はスマホ?パソコン?
撮影はスマホでもできますが、できればパソコンで行った方がブレが少ないのでオススメです。スマホで撮影すると撮影している間にぶれてしまうことがあるため、スマホで撮影する場合は、三脚を用意し、しっかりと固定してから撮影しましょう。
また、スマートフォンの場合は画面を縦にして撮影し、余白が多くなりすぎないように気をつけてみてください。
自己PR動画はしっかり準備してから撮影しよう
自己PR動画を書類選考と同時に提出させる企業が増えています。理由は、文章では伝わりにくいその人の価値観や人柄が、動画のほうが見えやすいためです。そのため、早めに動画撮影の対策をしておくことが大切です。
動画を撮影する際は、企業から指定された秒数に収まるように台本を考え、撮影までに何度も話す練習をしましょう。カンペを読んでいるだけの場合、準備不足な印象を与えてしまうので、要点を押さえ、自分の言葉で話せるように準備してください。
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