[最終更新日]2023年9月13日  [記事公開日]2022年6月17日

既卒就活のサポートを受けたい!既卒向けオススメサイト・サービスを紹介します

既卒の就活は新卒よりも厳しいと聞き、就活サポートを受けたいと考える人も多いのではないでしょうか。実際、既卒者の就活状況は厳しいですし、周りに就活仲間もいないため孤独で、情報不足にもなりがちです。そんな既卒の就活を成功させるには、ぜひともプロのサポートが必要だと言えます。

しかしいざサポートを受けるとなると、それらしきサイトがたくさんあり、どこを選べばよいのか迷う人もいるかもしれません。そこでこのコラムでは、就活のサポートを受けたい既卒者に向けて、既卒者にオススメの就活サイトやサービスについて紹介します。一人で頑張り過ぎて心が折れないうちに、頼れるプロを見つけてください。

まずは既卒の就活事情を知ろう

新卒者と比較して既卒者の就職は難しいのではないかと考えている方は多いことと思います。確かに既卒者の中には「何度面接をしても内定をもらうことができない」「自分にぴったりだと思う会社を探せない」などの理由で、就活がとても厳しいと感じる方は少なくありません。一方で、既卒者でも身の丈に合った会社を選んだり、内定がもらえなくても諦めずに就活を続けたりすることによって、厳しい就職事情にもかかわらず就活を成功させている方も多くいます。

採用する側の企業は、既卒者にどのような印象を持っているのでしょうか。まず、一番気にしている点は卒業してから今まで何をしていたのかということです。卒業してすぐに就職しなかった理由がはっきりしていないと、「就業意欲が低いのではないか」と思われやすいのです。つまり、「採用しても会社のために貢献しようとしてもらえないのではないか」「すぐに辞めてしまうのではないか」という先入観を持たれる可能性が高くなります。

また、日本では憲法によって教育・勤労・納税が義務付けられています。そのため、卒業してからの期間にとくに定職に就くこともなくぶらぶらしていたことが判明すると、社会性が希薄な人だと見なされてしまうでしょう。社会人でもやる気が出ない日やミスをしてしまって落ち込んでしまう日もありますが、勤労の義務がある上に、社会的な責任を感じているからこそ毎日の仕事に取り組んでいます。面接官は社会人の一員、そしてその企業の採用担当として厳しい目を持っているので、社会性が希薄な人は積極的に採用しようとは思わないのです。

既卒者の中には、卒業後に音楽活動や自分探しに専念していた方もいるのではないでしょうか。しかし、そんな方は企業から見ると現実と理想の境界線があいまいで、夢見がちな人だと捉えられることがあります。企業が求める人物像は、地に足が着いていて堅実で、会社のために一生懸命働いてくれる人であることがほとんどです。

このように、企業は既卒者に対して「就業意欲が低い」「社会性が希薄」「夢見がち」といったあまり良い印象を持っていないというのが現状なのです。そのため、既卒者が就活を成功させるためにはまずはこの現状を理解し、良くない印象を払拭するところから始めなくてはなりません。今となっては過去を変えることはできませんが、これまでの自分の行いをしっかりと見つめ直すことはできます。就活において、自分を偽る必要は決してありません。しかし、就活先の企業に対してこれから社会に役立つ人間になっていく覚悟を決めたことと、努力することを忘れない姿勢を示すことが大切です。

既卒向けオススメサイト・サービス紹介

既卒者が就活を成功させるためには、既卒者の就活をサポートするさまざまなサービスを活用するのがおすすめです。たくさんのサービスがありますが、その中から自分に合ったものを選んで有効活用し、内定を勝ち取りましょう。

就活サイトは「求人サイト」と「就職エージェント」の2つに分けることができます。求人サイトは求人情報のみが提供されるサービスで、就活の準備に関してはすべて自分でする必要があります。そのため、就活を自分のペースで進めたい人におすすめです。

一方で、就職エージェントは求人情報の提供のみならず、就活におけるすべてをサポートしてくれるサービスです。そのため、就活の何から始めたらいいのか分からない人や面接対策のサポートを受けたい人におすすめです。

既卒者向けの求人サイトでおすすめなのは、次の3つです。まず1つ目は、業界大手となる「パーソナルキャリア」という会社が運営している「doda」です。dodaの最大の特徴は、業界トップクラスの求人数を誇っていることです。たくさんの求人があると、かえって何を見ればよいのか分からなくなりそうだと感じる方もいるかもしれませんが、希望条件を入力すると一定数まで絞り込むことができます。そのため、「活用しやすい」と多くの既卒者の間で利用されています。dodaの魅力は求人サイトでありながら、就職エージェントサービスも利用することができることです。まずはdodaを活用して、就活を進めてみましょう。

次に、既卒者におすすめの求人サイトの2つ目は「リクナビNEXT」です。聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。リクナビNEXTは業界最大手の「リクルート」が運営していてその求人数の多さもさることながら、既卒者に嬉しい社会人未経験者を歓迎する求人が数多く掲載されているのが特徴です。なお、リクナビNEXTの求人サイトには、AI技術が駆使されたシステムが採用されています。そのため、「やりたい仕事が分からない」「世の中にどんな仕事があるのか知りたい」という方が利用すると、興味を引く仕事や知らなかった業種を知るきっかけになるでしょう。

おすすめの求人サイトの3つ目は、20代の既卒者や第二新卒者向けの「Re就活」です。Re就活の特徴は、経験よりも人柄やポテンシャルを重視した求人情報が多いことです。とくに既卒者をターゲットにした特集ページが参考になるので、多くの既卒者が一度は利用したことのあるほどです。求人サイトといってもサイトによって掲載されている情報は異なるので、dodaやリクナビNEXTと合わせてこのRe就活も利用してみることをおすすめします。

就職エージェントで既卒者におすすめなのは、次の3つです。まず1つ目は「UZUZ(ウズウズ)」です。既卒で就活をするのにとても苦労した経験を持っているという創業者が立ち上げたUZUZは、既卒者に対するサポートが非常に手厚いのが特徴です。一人ひとりにしっかりと時間をかけてくれるので、書類選考率や内定率、入社後の定着率において高い実績があります。既卒者ならではの悩みや不安に寄り添い、的確なアドバイスをしてくれるので、利用した既卒者の中で評判となっています。「手厚いサポートを受けたい」「悩みや不安を解消したい」と思っている方は是非UZUZを利用してみましょう。

次に、既卒者におすすめの就職エージェントの2つ目は「ハタラクティブ」です。こちらも既卒者やフリーターに向けて運営されています。ハタラクティブの特徴は、たった1時間の面接で自分の適職が何であるかが分かるということです。マンツーマンでカウンセリングしてもらえるので、自分自身が気付いている悩みや不安だけでなく、気付いていない適性も踏まえて適職を見つけることができます。就職するからには自分の能力を発揮できて、会社やお客様の役に立ちたいと思っている方は多いのではないでしょうか。適職を見つけることができるハタラクティブは「就職するからには、自分に合った仕事に就いて長く働きたい」「自分に自信がない」というような方におすすめです。

既卒者におすすめの就職エージェント3つ目は「マイナビjob20’s(マイナビジョブトゥエンティーズ)」です。マイナビjob20’sは就活をしたことがある人なら1度は聞いたことがあり、新卒の就活においては業界トップの実績がある「マイナビグループ」が運営しています。名前の通り、この転職エージェントは20代の若い世代に向けて作られたもので、マイナビグループが保有する幅広い求人情報を活かして、気になる仕事を探すことができます。なお、人気があるのは9つの側面から自分のパーソナリティを明らかにする適性診断です。自分のことをもっとよく知りたい方におすすめです。

因みに弊社ジールコミュニケーションズでも、社会人未経験者にピッタリの「既卒・フリーター向け就職サポート」を行っています。大学卒業後の既卒者と比較的年齢の近い、若手のキャリアプランナーが多数在籍。もちろん若いといっても、就活エージェントととしての実績は折り紙付きです。既卒者一人一人の専任担当になり、自己分析から企業選びと選考への対策を経て、納得の内定を獲得できるまで二人三脚でサポートします。既卒の就活に特有の答えにくい質問への対策や、メンタル面のケアもバッチリです。厳しい既卒の就活に一人で立ち向かうのは大変ですから、ぜひ私たちプロを頼ってください。

サポートを受ける際の注意点と利用方法

求人サイトや就職エージェントのサポートを受けても、正しくない利用方法ではうまく結果を出せない可能性があります。最短時間で就活が成功するように、サポートを受ける際の正しい利用方法や気を付けたい注意点を押さえるようにしましょう。

既卒者が活用できる就職サイトには、「求人サイト」と「就職エージェント」の2つがありますが、最短時間で確実に結果を出したいなら就職エージェントを利用するのがおすすめです。なぜなら、求人サイトは自分のペースで就活を進めることができるものの、就活中に書類選考で落とされたり、面接まで漕ぎつけても内定がもらえなかったりといったことが続くと、一人で就活のモチベーションを維持するのは難しくなってしまうからです。

就職エージェントなら適職を見つけるサポートをしてくれる他に、自分に合う求人情報の紹介や、その企業の特徴のレクチャー、履歴書の作成アドバイスといったサポートも受けることができます。就活のプロがチェックしてくれた履歴書は書類選考率が高く、時間を無駄にすることなく、有効活用できるようになるでしょう。また、企業の目線に立って行われる面接対策や社会人になるにあたって身に着けておくべきビジネスマナー指導までしてくれるので、自信を持って面接に向かうことができます。

「求人サイトをまったく使用してはいけない」という訳ではありませんが、おすすめなのは就職エージェントをベースに気になる企業を探すために求人サイトを併用するという使い方です。その方が就活業界における経験と実績を積み上げてきた転職エージェントの力を借りることができるので、スピーディーに結果を出せる可能性が高まるでしょう。

なお、就職エージェントを利用するにあたって気を付けたいのは、複数の就職エージェントの中から比較して自分に合う1社を絞り込み、その1社をとことん活用するということです。就職エージェントはそれぞれシステムやサービス内容が異なるので、自分にどれが合うかは一度利用してみないと分かりません。利用してみて「この就職エージェントなら最後まで就活を頑張れる気がする」というものを選び、しっかりとお世話になりましょう。

最後に、当然のことながら就職エージェントの手厚いサポートがあったところで、自分自身のやる気が継続しなければ内定を勝ち取ることはできません。1社に絞り込んだ就職エージェントの指導内容を素直に受け入れて、企業の選定や履歴書の書き方について学び、徹底的に準備をしましょう。

とくに面接対策は非常に大切になります。なぜなら、面接では既卒者があまり聞かれたくない「卒業後は何をしていたのか」「なぜ今のタイミングで就職しようと思ったのか」といった難しい質問を必ずされるからです。これらの質問に対して、面接官が納得できるような回答を用意しておく必要があります。インターネットで検索すれば模範的な解答を知ることはできますが、面接官が欲しがっているのはその人ならではの気持ちが伝わってくるような回答です。どうすれば自分らしい回答ができるのか、就職エージェントの力を借りてしっかりと面接対策を練り上げるようにしましょう。

就職エージェントのサポートで書類選考率や内定率を上げることはできるものの、第一希望の企業から必ず内定をもらえるとは限りません。そんな時に「自分なんてだめだ」「もう就活なんてやめてしまおう」と自暴自棄になるのではなく、「もう少し頑張ってみよう」と決して諦めずに就活を続けることこそが大事です。就活を続けるにあたって不安に思う気持ちは就職エージェントに相談することができるので、周囲の協力を得ながらモチベーションをうまく維持して自分が納得できる結果が出せるまで頑張ってみましょう。

まとめ

既卒者の就活事情は新卒者と比較すると厳しいものではありますが、就活のやり方次第で内定を勝ち取ることが可能です。既卒者向けの求人サイトや就職エージェントの中から、「これを利用すれば頑張れる」と思えるものを選んでしっかりと活用しましょう。とくに就職エージェントは手厚いサポートが受けられるので、結果を出したい方におすすめです。求人サイトや就職エージェントを有効活用して、自分自身が納得できる結果が出せることを願っています。

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