[最終更新日]2023年9月29日 [記事公開日]2021年6月30日
新卒入社後すぐに転職する人必見!実態と受かるための秘訣教えます
新卒として入社をしてから、すぐに退職・転職をしてしまう人は一定数います。企業としては新卒の社員を受け入れるだけでも様々なコストが発生するので避けたいところですし、新卒社員としてもその決断をするのは簡単なことではありません。それでは、なぜ新卒入社後に転職をしてしまうのか、その実態について考えてみましょう。
新卒入社後すぐに転職する理由と実態
新卒社員の離職率は、高卒で17%前後、大卒で10%前後となっています。より正確な数字で言えば、平成30年に新卒入社してすぐ転職した社員は11.6%という数字です。この数字だけを見ればそれほど多くないという印象を受けるかもしれませんが、全体の1割というのはなかなかの比率です。
これが例えば新卒入社して3年以内ならともかく、入社してすぐに辞めた場合の数字なので、毎年新卒入社した社員の1割は辞めてしまうことになります。そう考えると、新卒入社後にすぐ転職すること自体は、決して珍しいものではありません。いったいどんな理由で転職を希望するのでしょうか。
「給与に不満がある」これは、新卒入社後すぐに転職する理由の中でもかなり多いものです。入社前に待遇面の確認はしているので、本来ならその金額に納得しているはずですが、実際に給料が出たら様々な項目が天引きされていて、少なく感じてしまいます。新入社員は経験・スキルの面からもいきなり高給取りにはなれないのですが、思っていたよりも少ないと感じて辞めてしまう人はいます。中には会社が不正をしていて残業代がつかないとか、中に入って昇給が見込めないと悟ったことが理由の人もいます。
「残業や休日出勤が多い」というのも理由のひとつです。研修を終えて働き始めたところ、思っていたよりも仕事量が多く、残業や休日出勤が免れない状態になるケースも多く見られます。「慣れてくれば要領よく時間を使える」という意見もありますが、まだ新入社員の段階で残業・休日出勤が多くなるなら、その先どうなるのかも見えた、と見切りをつけて転職の選択をするのです。
「仕事にやりがいが感じられない」入社した会社の事業自体は魅力的でも、実際に自分がする仕事がやりがいとはかけ離れたものの場合も、転職を考える理由には十分なり得ます。いきなりその会社の中核プロジェクトに携わることは難しく、基本的には誰しも下積みの状態から始まるのですが、そのことに耐えられず転職をする人は多いです。
「希望した配属先ではない」というのも転職の理由になります。やりがいの部分と関係していますが、会社の都合で配属先が変わってしまい、自分が思い描いていたものとは別な仕事を任せられることがあります。会社側の意図としては複数の部署を経験させて総合的に成長させるという意図もあるのですが、そのための説明が十分になされていないと転職理由のひとつになってしまうのです。
「将来への不安」もあります。入社前には見えなかった部分が、入社後にはたくさん出てきます。そのことから希望を持つこともあれば、不安を抱えてしまうこともあるのです。その中には、会社自体の将来性や自身の上司が悪いなどの理由もあります。「このままここにいても良いのか」と考え、今の業界・会社に見切りをつけて転職をするパターンです。
新卒入社後すぐに転職するうえで覚悟すべきこと
新卒入社後に転職をする場合、覚悟をしておかなければならないことがあります。自分としては現在の環境から新しい環境へ移行するための一歩と考えているかもしれませんが、その一歩には様々な困難がつきまとうからです。
転職にはリスクがあります。次の就職先が必ず見つかるとも限りませんし、その転職先が元の職場と変わらない、それどころかもっと酷い環境になる可能性もあるのです。全てにおいて元の環境よりもプラスになる転職は、そうあるものではないと考えましょう。
これが特殊なスキルを持っていてしっかりと経験を積んだ人なら話は別ですが、新卒入社後すぐに転職をする場合はそうも行きません。転職先を見つけたとしても、本当に納得のできる結果になるのかをしっかり考えるようにしましょう。一度就職を成功させているのだから大丈夫と楽観視している人もいますが、新卒での就職と新卒入社後すぐの転職では様々な面で勝手が違うからです。
第二新卒を採用する会社は多く、リクルート系企業やベンチャーなどの企業は歓迎ムードすら漂っています。しかし、いくら歓迎してくれると言っても、どんな人でも大歓迎というわけではありません。
新卒入社後すぐ転職する場合、自分は何をしたいのか、どうして転職するのか、という確固たる考えを持てるようにしてください。それは覚悟にも繋がりますし、転職先を探す際にも大きな武器になります。その覚悟もなく転職をしようとしても、転職活動自体が上手くいかず、いつまでも動けずに終わってしまう可能性は高いです。
その人が強い意志を持っていなければ、それは転職を希望する企業にも見抜かれてしまいます。そうすると「どうせまたすぐ辞めるのだろう」と思われてしまうのです。本人がどう思っているのかではなく、そう見られてしまうリスクがあるのです。逆に、それをはねのけられるくらいの明確な意志と覚悟を持っているなら、自分が進みたい道を選んだ方が状況が好転する可能性は高くなります。
しっかりと経験を積んで、やりたいことを認められるのもひとつの方法ですし、最初からやりたいことが定まっているなら、そのための最短距離を走るのもひとつの方法です。そのための手段が転職になります。今の環境が嫌だから去るのではなく、やりたいことのために前へ進むという意志で転職をしましょう。そうしなければ、同じ過ちを繰り返してしまいます。
新卒入社後すぐの転職を成功させるための秘訣
新卒が転職を成功させるためには、押さえておきたいポイントがいくつかあります。言うなれば転職を成功させるための秘訣です。ひとつひとつは基本的なことでも、それらをしっかりと押さえていなければ成功させることは難しいでしょう。
前項でも触れましたが、新卒転職でネックになるのは「またすぐ辞めるのでは」と思われる点です。あれこれ理由を語ろうと、詳細な事情を知らない側からすれば「嫌なものをすぐ投げ出す人」と見られかねないのです。「もしかしたらこの人は働く意欲が欠けているのかもしれない」と思われたら、採用してもらうのはかなり難しくなります。そうならないためにも、仕事に対する責任感や意欲の高さはしっかりアピールしましょう。
元の職場でどれだけ働いてきたのかにもよりますが、その中で思ったことや感じたことは伝え、具体的なエピソードとして語れるようにしてください。その気持ちがあって転職を決意したのであること、次からはどのように働きたいという考えを語れれば説得力が出ます。
新卒転職で求められるものとしては、短いながらも社会人経験があるところです。完全な新卒だと、それこそ一から研修をしなければなりません。しかし、社会人経験があるなら基本的なマナーは備わっていると見られます。新人研修はすでに終えている若い人材であることを見せられるようにしましょう。
人柄やコミュニケーション能力も、新卒として就職活動をしていた時よりも求められます。すでに社会に出て組織の中で働いた経験があるのですから、そのことについて理解できていて当然と考えられます。
コミュニケーション能力について勘違いされがちな点として、とりあえず上手く会話ができれば良いと思い込んでいる人が多いことがあります。もちろん、全く話ができない人に比べれば良いのは確かなのですが、それだけではただのお喋り好きです。社会人としてのコミュニケーション能力とは、相手のことをしっかり考えて話せるかになります。
自分の伝えたいことをひたすら話し続けてはいけません。集団の中での自分を意識し、相手の立場に立って物事を考えて話せて、初めてコミュニケーション能力があると言えるのです。同様に、ただ率先して行動するだけの人をリーダーシップがあるとは言いません。時にはぐいぐい引っ張っていくだけのパワーが必要になることもありますが、リーダーシップとは統率力や指導力のことを指します。
我が強いだけで、それにみんなが合わせてくれているだけなのに、自分はリーダーシップがあると勘違いしている人は多いです。社会人としての経験があればその違いに気づく機会はたくさんありますし、その分別がつく人材を企業は求めています。
新卒入社をして間もない頃は、会社の中でもお客さんのような状態です。そのため、このような経験を積む機会を得られずに転職してしまう人もいます。しかし、新卒転職をする際には、そのことが分かっていて当然と考えられているのです。実際に自分がどれだけのことをできるのかを把握するのも重要ですが、就職試験でどのような人材が求められているのかも考えて行動しましょう。
最後に、仕事に対する理解度の高さがあります。仕事はただ与えられてするものではなく、それがどういうものなのかを理解する必要があるのです。一見するとそれほど影響力が無さそうな仕事でも、それが無ければ成り立たないものはたくさんあります。そのような目線で働けるかどうかは、重要なアピール要素です。
「自分には何ができる」という部分ばかり考えてしまう人は多いのですが、そこからもう一歩進んで「何を求められているのか」も考えられるようにしましょう。これは転職でとても重要な要素です。新卒転職をする人ではなく、ある程度の社会人経験がある人でも、この部分ができていないケースは多く見られます。こういう実態は、知らない人も多いです。
新卒入社後すぐに転職する人は、それだけで新卒の頃とは違うと見られているのが実情です。そのことを意識して転職活動をするようにしてください。
まとめ
実際に転職活動をしたら気づけますが、新卒入社後すぐ転職する場合は、新卒として就職活動をしていた頃とずいぶん勝手が違います。第二新卒として歓迎されることはありますが、最低限の下地ができている第二新卒として歓迎されているのです。それなのに高校・大学生の頃と変わらない仕事に対する考え方では、転職活動が上手くいくはずもありません。
すぐに転職をしようとする人というのは、それだけでマイナスイメージを持たれがちです。そのイメージを吹き飛ばすだけのプラスイメージを見せられなければ、納得のいく転職はできないと考えましょう。
新卒入社後すぐ転職するなら、就職のために何をすれば良いのかをしっかり見極めてください。そのための対策法として、転職エージェントを活用する方法があります。自分ひとりで転職をしようと思っても上手くいかない時は、第三者から客観的に見てもらうことも重要なのです。それが転職のプロフェッショナルであれば言うことはありません。
もちろん転職エージェントにも向き不向きはあるので、第二新卒の就職活動に強いところを探してみてください。自分のようなタイプが求められているのか、そしてそれは自分がしたいことと合致しているのか、このような情報を探すのも、ひとりでやっていたら大変です。そういう部分でも、転職エージェントは大いに力を発揮してくれます。
自分にはある程度の社会人経験があるから大丈夫だと思っていても、実際に転職活動をしたらまるで上手くいかずに終わることはあります。以前よりも待遇面が悪くなるので、どうしても踏ん切りがつかないと考えてしまうのも実態のひとつです。転職エージェントを活用すれば、そういう細かいところの確認もお願いできるので、とても頼りになります。今度こそ納得のできる転職をしたいと考えるなら、使えるサービスは何でも使うくらいの気持ちで臨みましょう。
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