[最終更新日]2023年9月29日 [記事公開日]2021年4月12日
【20代で異業種へ転職】成功させる方法とおすすめ業種を紹介
新卒入社してみたものの、入社した企業や働き方に違和感を抱いたり、他の業界に挑戦してみたいと感じることで早々に退職し、転職を目指す人は多くいます。
しかし新卒入社した企業を早々に退職したということは社会人経験が少ないわけですし、武器となるスキルもあまりない状態です。
そのため20代での転職、ましてや“異業種”への転職は残念ながら厳しいものとなります。
しかし、だからといって諦める必要はありません。なぜなら正しいやり方から転職活動を行えば20代でも異業種への転職は十分に可能だからです!
では具体的にどう転職活動を行っていけばよいのでしょうか。
今回のコラムではそんな20代が異業種への転職を成功させるための秘訣についてご紹介していきます。経験はないけど異業種に転職したいという人はぜひ最後までご覧ください。
20代で異業種への転職を狙う人は多い
様々な理由があって若い世代でも今の環境に限界を感じて異業種に転職をする人は多いです。20代であればまだじっくりと焦らずに自分のやりたいことを見つけることができる可能性が高いからこそ、もう一度自分を見つめ直す時間を作ってやり直すことをおすすめします。
新卒ですぐに環境の限界を感じて違う業種で働きたいと思ったら第二新卒枠を利用するのも1つの方法です。第二新卒とは一度新卒扱いで入社した人が、短期間で転職をすることを意識して活動する人たちを指します。既に仕事を止めていて無職やフリーターの状態であっても25歳以内であれば第二新卒の範囲内と言われているので、このタイミングで違う会社に就職し直して新しい人生を歩む人はたくさんいます。
厚生労働省の調査結果によると新卒で入学した企業を3年以内に退職する割合が 32.8%というデータがまとめられました。事業所の規模が小さくなると離職する割合が多いです。自分が思っていた業務内容ではない、会社の雰囲気が合わないなど様々な要因が重なって3年以内に離職する若者が多いという事実を十分に理解して、20代でも恥じることなく異業種に転職できる気持ちを持って行動することが求められます。
既に転職先で活かすことができるスキルや資格を持っている人は、それらを十分に活かすことができる会社に転職することで、自分のやりがいを見つけることができます。それは異業種であっても今まで業務経験が無くても、既に資格やスキルを身につけていれば大いに活かすことができます。例として趣味で覚えた英語などの外国語やパソコンのプログラムの知識を活かして実際に1からのスタートで活躍できるまでに成長した若者がたくさんいます。
行動力と覚悟を決めて自分が成長できる会社に転職することができるかが大きなポイントになります。全く経験が無い分野の職種や業種の会社で働くには、自分の現在のスキルや次の会社で活かせる資格などを見極めて、また限界を感じないで楽しくやりがいを感じながら働ける職場を選んでください。
年齢が若ければ若いほどやり直しができます。現在無職だったとしても会社選びを失敗しなければ、自分を評価してくれる会社で再スタートすることができます。それほど自分の信念がどれだけ会社に伝わるかも重要なポイントになります。
年代関係なく全く関わったことが無い業種に転職するのはハードルが高いと言う人もいます。しかし自分がどの業界でも結果を出すという強い気持ちがあれば乗り越えることができます。行動力と次の会社でどのように自分が他人が思っている以上のパフォーマンスを出せるか考えて実績を出せるのも20代のうちに経験しておいたほうが良いです。
未経験であっても自分がやりたいことを評価してくれる会社であれば、未経験であっても転職することは可能です。1度就職した会社と業種や分野が全く違っていたとしても、それをやりがいとして自分の居場所を見つけることができます。自分が頑張ったことを誰かに認めてもらうことができれば、転職をして本当に良かったと心から思えるはずです。
20代で異業種を狙う難しさとは?
20代であれば違う業種であっても積極的にチャレンジしても良い年代です。これが30代、40代と年齢を重ねるうちに難しくなってきます。自分が希望する会社のはずが、新卒で入社した会社が自分に合わない、仕事に対してやりがいを感じない、違う業種や職種に興味があるなど、やり直しや人生の軌道修正ができるのが20代の良いところでもあります。
20代前半であれば第二新卒枠もあり、スキルや資格を持っていてそれを活かすことができれば異業種でも採用される可能性が高いです。とは言え20代であっても異業種に転職するのは難しいと考える人もいます。それは経験が浅いこと、事前に資格やスキルを持っていたとしても即戦力で働けるレベルに達していないことが挙げられます。
新卒とは違った考え方や気持ちが大きくなると、不安が増大してネガティブな気持ちになってしまうのも、異業種に転職する難しさの1つになります。しかしそのような気持ちを払拭し、自分が興味のある業種にチャレンジできるのも20代の特権かもしれません。
原則として中途採用というのは大手であればあるほど今どの業界でも即戦力として求められるのが中途採用の転職の基本になります。これだけで考慮されるなら経験が浅い20代の転職は厳しいものになります。異業種であれば尚更厳しい現実が待っているかもしれません。
しかし企業が20代に求めるのは即戦力だけでなく、将来を見据えてどれだけの行動力があるか、ポテンシャルがあるかもしっかり見てくれます。同じ20代でも若ければ若いほど経験が浅い、もしくは本当に経験が無くても第二新卒枠で採用してくれる可能性が高いです。
20代中盤から30代に差し掛かってくると、企業は20代とは言え即戦力として見られるので24歳以下と比べると異業種に転職できる難易度が変わってきます。もし20代のうちに転職をするなら早いうちに異業種に転職をしたほうが良いです。転職をしてから企業の力になるためにスキルを身につけていく必要があります。転職の難易度が高いからと言って諦めるのは早いです。
計画的に転職活動をすることで、自分が本当に働きたかった業界で働けるようになります。まず自分のスキルや能力を過信せず今のレベルを知ってください。そこからどうすれば転職できるかを計画的にまとめてから行動に移すことで最善を尽くすことができます。
難しいと感じる人は高望みをしていることが多いです。しかし理想が高ければ高いほど採用される確率が低くなるシビアな世界です。自分が必ず働きたいと思っている職場が求めている内容と自分のレベルが合えば難しいと思わずにチャレンジすることができます。
20代で異業種を狙う難しさは自分自身にあります。難しいならなぜそう思ってしまうかを冷静になって考えてください。そうすることで自分に足りないことが見えてきます。特に離職しているときやフリーターになっている状態なら、自分のスキルアップをするための時間があるはずです。異業種の職場で活かせるスキルを身につけるだけでなく、資格を取得することで内定をもらうことができます。
異業種への転職を目指すうえで意識すべきこと
違う仕事をしてみたい、自分のスキルを上げるためにもっと視野を広げたいなどの考えから、20代の若者が今まで経験が無い異業種に転職をすることがあります。20代という若さでカバーできる部分も多いですが、異業種の転職は今までの経験を活かすことができる同業種の会社に転職するよりも難しいと言われています。
今まで働いてきた業種と全く違う業種に転職を考えている人が最初に意識をすることは、自分に合っている業種探しは最後にするという覚悟を持って就活してください。本当に自分がやりたい仕事に就くために異業種に転職をすることになります。今までの経験は通用しないからこそ、1から仕事を覚え直す必要があります。仕事内容によっては覚えるのも時間がかかってしまうので、じっくり腰を据えて仕事に取り組む姿勢を見せる必要があります。
転職をする前に本当に希望する会社の業種で良いか考えてください。またすぐに違う業種に転職したい気持ちが出てしまうと同じことを繰り返してしまう可能性があります。そうならないために20代の若者が異業種に転職するときは、本当に自分がやりたかった仕事かどうかを見極めることで、長い期間やりがいを感じながら働ける会社を見つけることができます。
20代の転職希望者を受け入れる会社は、今までの実績やスキルが無かったとしても、将来性があれば異業種からのチャレンジでも採用してくれる可能性があります。面接官に対して自分が入社することで会社に与えるメリットをアピールする必要があります。
違う業種から転職をするので転職を希望する会社で必要とされるスキルや能力が無いのは当然です。しかし前職で経験したことや培ったことをどこかで活かせる可能性があります。課題を解決する能力や組織の中で仕事を円滑に進めるための柔軟性などが評価ポイントになることもあります。
転職先の会社を選ぶ前に今の自分がどのようなスキルや能力があるか考えてください。例えばパソコンのスキルや営業のスキルなど、業種が違っても活かせる会社であれば、採用後に戦力として活躍することができます。そしてなぜ異業種に転職をするのかじっくり考えてみてください。
確固たる理由や目的が無ければ、また違う業種や会社のことが気になってすぐに転職したくなるかもしれません。20代のうちは失敗も経験として捉えることができるかもしれません。だからこそなぜ異業種に転職したいのか、その理由と目的を明確にしてから転職先の会社を選ぶことを意識してください。
20代で異業種への転職を成功させるコツ
20代という若さがあれば将来性を見据えて採用してくれる可能性があるので、スキルや能力を重視しない会社を選んでください。つまり経験不問の条件を提示している求人を選ぶことになります。今まで働いてきた会社で培ったものを活かせるならアピールをしてください。異業種だからと言って新卒扱いと同様に扱われることはありません。
将来性を見据えているとは言っても現段階で活かせるものは早い段階で使い倒してほしいと思っています。だからこそ転職先の企業でも役立つスキルや能力が現時点で何個あるか認識をしてから分析をして転職先を決めてください。
異業種であっても自分のスキルや能力がどのように役立てることができるかを、面接時に相手に伝わるように説明をする必要があります。他人とは違う自分を採用することで得られるメリットを面接官に対してしっかりアピールすることが求められます。事前にアピールポイントをしっかりまとめてから面接に臨むようにしてください。
異業種の会社だと仕事を続けることができるか心配の人もいるかもしれません。すぐに退職しないために今の自分の能力でも十分やっていけるレベルの会社を選んでください。能力は簡単に向上させることができませんし、新しい会社に入社すれば異業種だからこそ1からのスタートになります。
今の自分の能力が十分に活かせない会社だと違和感を覚えてしまう可能性があります。面接の時点で面接官からネガティブな印象を持たれてしまう可能性もあります。そうならないためにも今の自分の能力がどれくらいなのかを認識し、今のレベルとスキルアップするうえで身につくスキルや能力でどれだけ成長ができるか事前に考えてから転職先の会社を選んでください。
異業種の会社の面接を受ける前に、自分の考えだけでなく第三者から自分を分析してもらい、足りないものを掘り下げる必要があります。自分では完璧だと思っても他人から見れば問題が見えてくるものです。足りない部分や問題点が見えてくれば、転職先の会社選びも、事前にやれる準備も怠ることなく面接に臨むことができます。第三者は友達や家族でも良いですが、本格的に分析をしたいなら、キャリアアドバイザーに相談をしたほうが良いです。
キャリアアドバイザーは自分が希望する会社に転職するときにサポートしてくれます。また自己分析をするときに第三者目線で客観的に自分のことを判断し的確にアドバイスをしてくれます。自分が積極的にアピールするべき部分と、足りない部分を把握してからおすすめの転職先を紹介してくれます。
全て一人で転職活動をするとなると大変なので、専門家のキャリアアドバイザーから助言をもらうことで20代でも今までとは全く違う分野の異業種への転職を成功させることができます。
まとめ
チャレンジ精神と行動力があれば20代の若い世代だとやり直しが効きますし。自分が本当に楽しくやりがいを感じて仕事に取り組むために様々な業種にトライする気持ちがあっても良い年代です。異業種へ転職することに怯えることなく、屈することなく、自分が本当に働きたかった業種に転職できるようにチャレンジしてください。そして転職して本当に良かったと心から思えるくらい仕事を通じて様々な経験をして能力やスキルを高めて、自分が成長していることを心から実感できるように仕事と向き合ってください。
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