[最終更新日]2023年9月26日 [記事公開日]2021年2月2日
就活はたくさん受けるべき?理想的なエントリー数とメリットを解説します
コロナ禍によって不安でいっぱいな23卒の就活。先輩たちの中には「なかなか内定が獲得できなかった」という人も多かったことから、どれほどエントリーすればいいのかと悩んでいることだと思います。
もともと「内定獲得は難しい」というイメージもあることから、たくさん受けるべきなのかと悩む人が多くいますし、23卒においてはコロナ禍ということで、“多めにエントリーした方がいいのか“就活はたくさん受けるべきなのか”と悩む人がより多くいるように感じます。
しかし、就活という不慣れな環境において無理なスケジュールは不安でしょうし、そもそも「数打ちゃ当たる」みたいな考え方は正しいのかと悩んでいるのではないでしょうか?
では実際、就活はたくさん受ける方がよいのでしょうか?理想的なエントリー数とはどれほどなのか。
今回はそんな、「就活はたくさん受けるべきなのか」という悩みを、理想的なエントリー数やたくさん受けることでのメリット・デメリットから解決していきます。
ベストなエントリー数から上手に就活をしていきましょう!
就活はたくさん受けるべき?たくさん受けるメリットとは?
コロナ禍によって不安定な23卒の就活。やっぱり心配だからたくさん受けておくべきなのか?そんな疑問を抱えている人のために、たくさん受けることによるメリットと合わせて解説します。
就活はたくさん受けるべき!
結論から申し上げますと、就活はたくさん受けるべきです!コロナ禍ということもあり、採用枠が減少傾向なうえ、採用状況も不安定なことから受けられるうちに内定率アップのためにたくさん受けておくことをオススメします。
それに、コロナ関係なしに就活ではたくさんの経験を積み、様々な企業を見ることで比較検討し、そして第一企業に万全の力で挑むためにたくさん受ける必要があります。
また、単純にたくさん受ければその分内定率も上がりますし、それだけでなく、たくさん受けることによるメリットもまだまだありますので、次項より具体的なメリットについて確認していきましょう。
たくさん受けると比較ができる
たくさん受けることで企業を比較することができ、より自分に合った企業を見極めることができます。気になる企業も自分だけの価値観からでは見極められませんが、比較対象があることで自分に合った企業かどうかを見極められますし、その企業の魅力にも気づけます。
また、気になる企業がない場合でも、様々な企業を見ていくことで自分に合った企業の条件などがわかるようになるため、企業探しの参考にもなります。
就活は学生が企業を選ぶように企業側も学生を選んでいますから、お互いにとって相性が良いと判断されないと内定には結び付きません。ですから、内定に結びつくための相性を図るためにも、様々な情報が必要となりますし、そのための比較は重要な作業となります。
そもそも前述でも述べたように、第一企業に万全の力で挑むためにもたくさん受け、比較検討する必要がありますから、比較するためにたくさん受けることは必要不可欠な行動だといえるでしょう。
たくさんの経験が判断材料となり、将来にも役立つ
たくさん受けることでそれが経験となり、その経験が企業を選ぶための判断材料となります。前述でも述べたように、内定に結びつけるためには自分に合った企業を選ぶ必要があり、それらを判断するためには様々な情報が必要です。
そんな情報は比較検討によって得ることができますし、数をこなせばその分情報量も増えることになります。そしてたくさんの情報があればあるほど、より正確な判断を下すことができるというわけです。
はじめから自分に合った企業を選択できればその分内定にも結びつきやすいですから、そのための情報がたくさん得られるというのは大きなメリットだといえるでしょう。
また、ここで得た情報は会社選びだけでなく仕事や今後の働き方においても役立つため、自分が思い描く将来像を叶えるうえで重宝されます。就活時だけでなく、将来的にも情報が役立つのは大きなメリットですね。
新たな発見で視野が広がる
たくさん受けることで新たな発見ができ、視野を広げることができます。多くの人は自分が志望する業界や企業だけしか見ていないため、自分に合っているかどうかを見極めきれないだけでなく、ほかにいい選択肢があることにも気づけないため非常にもったいないことをしています。
しかし、たくさんの業界・企業を受けることで様々な情報を得ることができますし、新たな発見によって自分の選択肢を広げることができるのです。
仕事は「自分がしたいこと」よりも、「自分にできること」から選んだ方が良いとされています。その中で自分だけの価値観や固定概念から企業を選んでしまっていると、「自分がしたいこと」ばかりが優先されてしまい、ミスマッチを生みかねません。
もちろん自分のしたいことを尊重するのも大切ですが、内定に結びつくかどうかは最終的に企業との“相性”によりますから、自分が活躍できる場を発見できるかどうかは重要で、その新たな発見を見いだせることは大きなメリットだといえるでしょう。
上手にたくさんの選考をこなすコツ
就活はたくさん受ける必要があり、またたくさん受けることによって得られるメリットも多いことからエントリー数を意識することが大切です。しかし、慣れない就活においてたくさんの選考をこなすのは至難の業です。
ここではそんなたくさんの選考を上手にこなすためのコツをご紹介します。いくらたくさん受けることが良いといっても、上手に選考をこなせないと意味がありませんから、しっかりと確認しましょう。
理想的なエントリー数は10~20社!
まず初めに目安となるエントリー数を確認しておきましょう。そんな理想的なエントリー数は“10~20社”です。平均エントリー数は約30社とされていますので、無理のない範囲でこなしていくことを考えると10~20社が理想的な数字だといえます。
たくさんということで何十社もエントリーしないといけないと思いがちですが、あまり数が多すぎても1つ1つが雑になってしまいますし、そうなれば内定にも結びつきません。
数が多いことでスケジュール管理に苦しみ、精神的にも肉体的にダメージを受けてしまえば元も子もありませんから、“ほどよく多く”選考を受けることを意識しましょう。
また、理想的なエントリー数の数値に差が開く理由は、1つ1つの質が落ちない程度の数が好ましいからです。いくらたくさん受けるといっても手に負える範囲は人によって異なりますから、自分の中で1つ1つの質を落とすことなく、しっかりとこなせる数を意識してエントリーしていきましょう。
すべての予定を把握し、スケジュール管理をしっかり行う
たくさん受けるということですので、上手にこなしていくためにはやはりスケジュール管理が重要となります。前述でも述べたように、数が多いことで混乱を招くこともありますから、それらを避けるべく、スケジュール管理は慎重に行われければいけません。
まずは自分が受ける選考の日時はしっかりと把握しておきましょう。予定がブッキングしてしまうと両方をダメにしてしまいますから、余裕をもってスケジューリングし、1つ1つの準備にもしっかりと時間をかけられるようにしてください。
たくさん受けることで自分に合う企業を見つけるための情報を得られますから、スケジュールが乱れてしまうとまともに情報を得られなくなってしまいますので、1つ1つの行動に対して全力で向き合えるスケジューリングを行いましょう。
また、休息日もしっかりと設けてください。就活は慣れないことの連続で、精神的にきついものですから無理なスケジュールから肉体的にもダメージを受けてしまうと就活そのものがうまくいかなくなります。
そうならないためにも、無理のない範囲でスケジュールを組み、そしてしっかりと休む日を設けることで上手にスケジュール管理をしていきましょう。
就活軸を明確にし、軸に沿ってエントリーする
就活では選考をたくさん受けることが大切ですが、数打ちゃ当たるというわけにはいきません。つまり、たくさん受ける選考もしっかりと選んだうえでのものでなくてはならないのです。そしてそんな受ける選考は就活軸に沿ったものを選びます。
就活軸は企業や働き方に求める条件などをベースに、自分に合った企業を選ぶための軸となるものです。具体的に企業との相性を図るためにはたくさんの選考を通して見極めていきますが、そんな企業選びのベースとなるものはこの就活軸になりますので、エントリーする企業は軸に沿ったものでなくてはなりません。
ですから、そんなベースとなる就活軸はしっかりと明確にしておく必要があります。軸がブレていると内定に結びつけるための企業選びをすることができませんので、自己分析から自分の能力を把握し、自分の能力を活かせる企業はどこかを自分の条件と合わせて考えていきましょう。
また気になる業界と自分の能力との相性や、その業界でどう強みを活かしていくのかなどを考えながら就活軸を定めると、より自分に合った企業選びに役立ちます。このように、しっかりと就活軸を明確にしたうえで軸に沿った企業をたくさんエントリーしていきましょう。軸が明確であれば明確であるほど内定率も格段に上がります。
就活エージェントを頼る
たくさんの選考を上手にこなすためには就活エージェントの存在が欠かせません。就活は慣れないことの連続ですし、その中でスケジュール管理を行いながらたくさんの情報を得ていかなくてはならないため、とても大変です。ですから、プロによるサポートが必要なのです。
就活エージェントはたくさんの選考に対して1つ1つ丁寧にこなすためのサポートを行うプロですし、就活軸を定めるための準備や企業の紹介なども行ってくれます。
そして一緒にスケジュールを管理したうえで受かるためのフォローなども行うため、たくさんの選考をこなすだけでなく内定獲得の近道にもなることから、利用しないわけにはいきません。
弊社でもたくさんの選考をこなすためのサポートを行っています。このイベントではスケジュール管理はもちろん、就活軸に沿った企業の紹介からES・面接対策などを行い、内定獲得までのサポートを行います。
22卒の就活はコロナ禍によって例年よりも状況が厳しくなることが予想されています。既にコロナの影響から採用枠を大幅に減少する動きを見せる企業も多くあり、採用活動にも偏りがあります。
その状況でたくさん選考を受けるためにはぜひとも強力な味方をつけてください。ジールが必ずあなたの力となり、強力な味方としてサポートしますでの、ご気楽に「こちら」よりお問い合わせください。
たくさん受けるデメリットと注意点も把握しておこう
就活ではたくさん選考を受けることを推奨されており、また、たくさん受けることによってメリットがたくさんあるため、キャリアプランナーとしてもたくさんエントリーすることをオススメしています。
しかし、たくさん選考を受けるということにはそれなりのリスクやデメリットもありますので、注意点をしっかりと把握しておかなくてはなりません。ここではそんなたくさん受けるデメリットと注意点について解説していきます。
選択肢が多いことで迷いが生じることもある
たくさん受けることで自分に合った企業を見つけるための情報をたくさん得ることができ、視野が広がることで選択肢も増えますが、その分多くの選択肢が迷いを生じてしまう可能性があるため、注意が必要です。
たくさんの情報から視野が広がることで自分の可能性に気付けることは非常にいいことですが、自分の可能性が広がるとその分選択肢も多くなるため、最終的に1つに絞る時に苦労します。
場合によってはその情報量が1つに絞る妨げとなる場合もありますので、自分の中での軸をしっかりと明確にし、冷静に企業を見極めていけるようにしましょう。
もし、多すぎる選択肢に悩む場合は自分との相性や適性を考えながら取捨選択していきます。うまくできない場合には優先順位を考え、消去法などから自分の中で上手に選択肢をまとめていきましょう。
精神的・肉体的管理が重要になる
たくさん選考を受けるということはスケジュール管理だけでなく、精神面や肉体的管理も重要になります。慣れない環境の中で一日にたくさんのことをしなくてはなりませんから、精神的にも肉体的にも負担が多いです。
精神的に追い詰められてしまうと判断力が鈍るってしまいますし、冷静に判断もできなくなってしまうため内定を遠ざけてしまいます。せっかくたくさん選考を受けることで様々な情報を得られるのに、精神的に追い詰められることでその情報を無駄にしてしまうのはもったいないですよね。
また、無理なスケジュールから体調を崩してしまえば元の子ありませんから、精神面と肉体面、どちらとも上手に付き合いながら就活をしていくことが鉄則となります。
このどちらとも上手に付き合っていくためには、無理のない範囲でエントリーし、1つ1つの予定をしっかりと把握したうえでスケジュール管理をすることです。時に休息日を設けながら就活エージェントと足並みをそろえれば、就活もうまくいくでしょう。
おわりに
就活ではたくさんの経験を積み、様々な企業を見ることで比較検討し、そして第一企業に万全の力で挑むためにたくさん受ける必要があります。特に22卒は採用枠の減少や企業の偏りなどもありますから、内定獲得のためにたくさんエントリーすることが重要視されます。
しかしたくさん受けるということは慣れない環境の中でハードなスケジュールをこなしていかないといけませんから、簡単なことではありません。スケジュール管理だけでなく、精神的にも肉体的にも大変です。
たくさんの選考を上手にこなすためには予定をしっかりと把握したうえで就活軸を明確にすることが大切です。そして就活エージェントなどのプロの力を借りることも欠かせません。
就活エージェントはたくさんの選考を上手にこなすためのサポートをしてくれますし、企業の紹介やスケジュール管理もしてくれるため非常に心強いです。弊社でもあなたの就活をサポートするお手伝いをしています。
「一人でたくさんの選考を受けるのが大変そう」「これからの就活がとにかく不安」など、このような不安や悩みを必ず解決します。ぜひ気楽にお問い合わせください。
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