[最終更新日]2023年1月24日  [記事公開日]2022年8月31日

仕事のやりがいを感じるのはどんなとき?やりがいのある仕事も紹介

就職活動中や学生時代などは、やりがいのある仕事に憧れを持つ人も多いでしょう。ところが就職したあとは、仕事にやりがいを感じる機会に恵まれなかったり、やりがいとは何かを模索したりすることも少なくありません。

あなたは今、仕事でやりがいを感じるときはありますか?やりがいとは人それぞれ違うもので、必ずしもやりがいは仕事に必須ではないものです。しかし、やりがいがあると、その仕事に誇りを持って従事することができますよね。

そこでこの記事では、仕事にやりがいを感じていない人に向けて、やりがいを見つける方法ややりがいを感じやすい職業を解説しています。この記事を読んで、少しでもポジティブに仕事ができるようになれば幸いです。

仕事でやりがいを感じるときとは

仕事でやりがいを感じるときとは

仕事でやりがいを感じるときとは、どのようなときでしょうか。人によってやりがいを感じるときには違いがありますが、男女によっても違いがあることが日経メディカルの調査で分かっています。下記にやりがいを感じるときを解説します。

人から感謝されたとき

1つ目は、人から感謝をされたときです。これは、女性が仕事でやりがいを感じるときの1位の回答です。

人から感謝されることで、仕事へのモチベーションや自分が人の役に立っていることを実感しやすくなります。

また、人に感謝したり、人から感謝されたりすることで脳内に「セロトニン」や「ドーパミン」といった意欲や幸福度を向上させるホルモンが分泌されます。このようにポジティブな感情が続くことで、やりがいに繋がります。

成果に対して正当な評価をもらえたとき

2つ目は、自分が出した成果に対して正当な評価をしてもらえたときです。こちらも女性がやりがいを感じやすい場面となっています。

大口の契約を取って社内で表彰されたり、上司や先輩社員から褒められたりすると自分に自信がつき、自己肯定感も向上しますよね。さらに、成果が認められれば責任のあるポジションに昇格することもあります。

業務の目標を達成したとき

やりがいを感じるときの3つ目は、業務やプロジェクトの目標を達成したときです。こちらは、男性が最もやりがいを感じるときで、女性では3位にランクインしています。

目標を達成するためには、さまざまな人とコミュニケーションを取りながら自分の仕事のやり方を構築していくことが必要です。自分の仕事の進め方が形となったときにやりがいを感じる方が多いようです。

責任感のある仕事を任されたとき

仕事にやりがいを感じる瞬間の4つ目は、責任感のある大きな仕事を任されたときです。責任感のある仕事には、仕事への取り組み方や仕事にどれだけ誠実に向き合っているかなどを判断され任命されます。

ときには商談の決定権を与えられたり、最終判断をしたりすることもある重要なポジションなため、やりがいを感じる方も多いでしょう。

尊敬できる人と働ける環境にいるとき

5つ目は、尊敬できる上司や先輩社員、同僚と働ける環境にいるときです。

尊敬できる人と仕事をしていると、自分に自信が付き仕事への意欲も向上します。尊敬される上司は仕事ができるだけではなく、人間力も必要です。人間力の高い上司の下で働いていると、部下や後輩とのコミュニケーションも学べ、業績アップに繋がります。

仕事にやりがいを感じられないときとは

仕事にやりがいを感じられないときとは

仕事にやりがいを感じている方も多いでしょう。一方で仕事にやりがいを感じられていない方も少なくありません。ここからは、仕事にやりがいを感じられないときはどのようなときか解説します。

誰からも感謝されない職場環境

業務に取り組んでいて、感謝の言葉を投げかけられることはありますか? もし、1日の間で一度もなければ、やりがいを感じられない職場環境かもしれません。

仕事をしていて社会や人の役に立っている実感が少なければ、やりがいも感じにくくなるでしょう。

成果に対して十分な評価がされない

十分な成果を出しているにもかかわらず、正当な評価がなされていないと仕事にやりがいを感じにくい方もいます。

売上を前年より50%アップしたのに昇給しなかった、新規契約の目標を達成したのに待遇が変わらなかったなど、正当な評価がされない経験をしている方は少なくありません。

正当な評価を受けられないと、この会社に自分は必要ないのではないかと不安に思う方もいるでしょう。

目標値が高く達成が難しい

高い目標設定は意識向上につながることもありますが、高すぎる目標は逆にモチベーションを下げてしまうことがあります。

評価対象が目標達成の場合、高すぎる目標値をクリアできない期間が長くなるとモチベーションが保てず、やりがいを感じられません。

仕事がルーティン化されてしまっている

業務内容がルーティン化されてしまっていると、やりがいを感じなくなります。

特に、長年業務内容に変化がなかったり、業務内容が単純だったりするとメリハリがなくなり自己肯定感も低くなります。

職場の人間関係に問題がある

職場の人間関係に問題があると、やりがいを感じなくなる方も多いでしょう。苦手な同僚や足を引っ張る人がいると、コミュニケーションは希薄になりがちです。コミュニケーションが不十分な職場環境は、ミスやトラブルが発生することが多い傾向にあります。

職場の人間関係は個人で解決できるケースが少ないため、なかなか環境が改善されないこともやりがいを失くしてしまう要因となります。

仕事にやりがいを見つける方法5選

仕事にやりがいを見つける方法5選

どんな仕事でも、見方を変えることでやりがいが見えてくることがあります。ここからは、仕事にやりがいを見つける方法を5つ紹介します。

小さな目標を毎日立てる

小さな目標を立てることで達成感が感じられ、自己肯定感がアップします。自己肯定感が上がることで、自信になり仕事へのモチベーションにもつながります。

立てる小さな目標は、毎日行うことがポイントです。下記のように、自分でできる項目から実践してみましょう。

  • 就業時間の10分前には出社する

  • Excelの関数を一つ覚える

  • 整理整頓をしてから帰宅する など

無理のない範囲で小さな目標を毎日立てることで、その目標を達成するためには何をすべきかが明確になり作業効率もアップします。

日々の業務に取り組む姿勢を見直す

日々の業務を再度見つめなおすことでやりがいを見出すこともできます。特にルーティーン化された業務内容の場合、業務をこなすスピードを上げてみたり、より効率よく業務を行うための改善策を提案したりすることで仕事への姿勢が変化します。

自分が今取り組んでいる業務と向き合うことでやりがいを見つけられるかもしれません。

自分にとってのやりがいを考える

仕事を行ううえで、自分にとって何がやりがいなのかを考えることもポイントの一つです。

高い報酬を得ることにやりがいを感じる方もいれば、人に感謝されることにやりがいを感じる方もいます。自分が仕事をしているときに何に喜びを感じているか考えてみましょう。

同じ会社の先輩や上司に話を聞く

どうしても自分ではやりがいを見つけられないときは、上司や先輩社員から話を聞くことも方法の一つです。

他人の意見を聞くことで自分を客観視できるようになり、自信を持って取り組める業務を見いだせることもあります。また、自分では気づきにくい長所や短所が発見できることもあるので、長所を活かした仕事のやり方を見つけることもできるでしょう。

異動・転職を検討する

現在の職場では業務内容にやりがいを見つけられない場合、異動や転職を検討することも選択肢の一つです。

ただし、異動願いを出したとしてもすぐに異動できる機会は多くないので注意が必要です。転職活動を行う場合は、転職エージェントに登録し、自分の適正に合った職種や業界を紹介してもらいましょう。

やりがいを感じやすい職業5選

やりがいを感じやすい職業5選

自分でやりがいを見つけて仕事をするのは日々の積み重ねが必要です。ここからは、一般的にやりがいを感じやすいとされている職業を5つ紹介します。

医療従事者

コロナ禍でも注目された医療従事者は、人命に関わる仕事のためやりがいを感じやすい職業の一つです。

医師や看護師をはじめとする 医療従事者は、専門的な知識と技術を必要とするため国家資格がなければその業務に従事できません。
業務内容も医療の知識以外のさまざまなスキルが必要になるため、ハイレベルな職業です。

そんな医療従事者がやりがいを感じるのは以下のようなときです。

  • 患者さんが元気になったとき

  • ありがとうと言ってもらえたとき

  • 歩けなかった患者さんが自分のリハビリで歩けるようになったとき など

弁護士

弁護士は、弁護を依頼したクライアントの利益を守るために法律の知識を最大限活かします。業務内容は多岐にわたるため、高いコミュニケーション能力が必要です。

弁護士がやりがいを感じるときは以下のとおりです。

  • 困っている人の助けになる

  • 専門家の立場からビジネスに貢献できる

  • 人の支えになれる

弁護士も、人から感謝されることにやりがいを感じる方が多いようです。また、専門的な知識をビジネスに活かすことにやりがいを感じることもできます。

建築士

建築士は主に建物の設計を担当する職業ですが、さまざまな分野の専門知識が必要となる職業でもあります。国家資格が必要な職業であり、クリエイティブな要素を含んでいるので、センスと豊富な経験が必要不可欠です。

そんな建築士がやりがいを感じるときは以下のとおりです。

  • 自分の仕事が形に残る

  • 新しいことにチャレンジできる

  • 夢や理想を形にできる

建築士は、自分の技術を形にして残すことにやりがいを感じる方が多いようです。

美容師

美容師は、技術とセンスが必要不可欠な職業であり、人気の職業でもあります。美容業界では唯一の国家資格であり、美容師免許を所有していなければできない業務も多く、美容業界ではなくてはならない存在です。

そんな美容師がやりがいを感じるときは、以下のとおりです。

  • 自分の技術を磨き続けられる

  • 人の人生の節目に携われる

  • 喜んでもらえる

技術とコミュニケーションがやりがいだと感じている方が多いようです。

研究・開発

研究・開発職は、生活を向上させるための商品やサービスを常に開拓しています。あらゆるデータを分析し、新しいものを生み出すことは簡単ではありません。

そんな研究・開発職がやりがいを感じるときは以下のとおりです。

  • 自分のペースで仕事ができる

  • 達成感を得られやすい

  • 多くの人の役に立てる

多くの企業では、研究や開発に期限を設けていないため自分のペースで仕事ができる環境にやりがいを感じる方が多いようです。

小さなやりがいを見つけて楽しく業務に臨もう

仕事のやりがいは、毎日実行できる小さな目標達成から始めるとモチベーションの維持につながります。楽しく業務に取り組めるような目標を立てて、前向きに仕事に取り組みましょう。

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