[最終更新日]2023年1月20日 [記事公開日]2022年9月7日
転職2回目でも大丈夫!転職活動を成功させるポイントと退職理由の伝え方をご紹介
2回目の転職を検討している方は、「回数が多いと採用に不利なのでは」「前職の退職理由を聞かれたらどうしよう」と悩む方もいるでしょう。
実際、1回目以上に退職理由や志望動機の具体的な説明が求められます。20代で転職が2回目でも不利になる可能性は低く、前職を退職した理由をきちんと説明し、「志望する企業で長く働きたい」という意欲をアピールできれば問題ありません。
一方、30代での2回目の転職は経験と実績を問われます。今回の記事では、転職が2回目となる方向けに成功の秘訣や、2回目の転職が厳しい方の特徴をお伝えしていきます。 これから転職を考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
2回目の転職が不利になるって本当?
「転職2回目は多いのか?」「採用に不利に働くのか」と思っている方もいますよね。実際のところは退職理由と志望動機に一貫性があり、目的が明瞭になっていればそんなに不安になることはありません。
具体的に理由をみていきますね。
20代で2回目の転職はポテンシャル採用がある
20代での転職2回目は、即戦力が求められることはあまりなく、ポテンシャルや人柄、熱意が重視されるので、転職2回目でもそれほど心配しなくて大丈夫です。
とはいえ、20代で転職回数が3回以上になるのは要注意です。例えば、早期離職を想像させたり、「またすぐに辞めるかもしれない」というマイナスイメージを与えるリスクがあるからです。20代で転職回数が3回を超えることのないように、2回目の転職活動は慎重に、長く働けそうな企業を探しましょう。
30代で2回目の転職はスキルや経験が問われる
30代での転職2回目は、今あるスキルを伸ばしてキャリアプランを明確化していることや、前職での実績や経験が重視されます。20代と比較して転職そのものが不利になることはありませんが、中途入社される方には即戦力になることや専門性の高いスキルを求めるケースが多いです。
そのため、30代で2回目の転職活動をスタートする場合は、異業種や未経験の企業よりも、入社後から即戦力になれるような企業を探すのが得策です。
2回目の転職で失敗する人の特徴
20代と30代といった年齢そのものが選考で不利になるとは言い切れませんが、2回目の転職で失敗する方の特徴はあります。代表的なケースを3つ解説していくので、しっかりおさえておきましょう。
転職目的が曖昧
今後のキャリアプランややりたいことが明確でない方は、「どこでも転職できればよい」と考えている人材だと判断されやすいので要注意です。
「何となく収入をあげたいから」「大学のOBに誘われたから…」などの理由で転職する方は立ち止まってみてください。いざ入社すると肝心の仕事は親会社からの下請けが多く、前職よりやりがいがなかったり、社風が合わなかったりするケースもあります。
中途採用の場合は「自分の経験をどのように生かすことができるか」「志望企業でどのような活躍ができるか」といったことを具体的にしておきましょう。
会社に求める条件が多い
転職するにあたっては、叶えたい条件に優先順位をつけることが大切ですが、給料や福利厚生など、会社に求める条件が多い方は2回目の転職で失敗しやすい傾向にあります。
「残業はなしがいい」「給与は今の1.5倍は欲しい」といった思いで応募先を絞っていると、不採用になる度、1から企業探しを始めなくてはなりません。こうした失敗を避けるためにも、条件には優先順位をつけ、数社並行して応募することを心掛けましょう。
企業研究ができていない
志望する企業の理念や社風を詳しく調べておかないと、「競合他社ではなく自分の会社を選んだ理由」が採用担当に伝わらず、不採用になるケースもあります。企業には理念やビジョンがあります。
それらをしっかり調べた上で、「なぜこの会社に転職したいのか」「自分の経験を生かしてどのように貢献することができるのか」を明確にしておくことが大切です。
2回目の転職を成功させるポイント
2回目の転職を成功させるポイントを紹介していきます。 事前に把握しておくことで、自信をもって転職活動を進めることができるようになります。 しっかりおさえておきましょう。
未経験ではなく同業種でスキルを活かす
前職で得たスキルを活かせる仕事なら即戦力になれるだけでなく、キャリアアップも目指すことができます。そのため、会社と自分の双方にメリットがあるので、未経験職種よりも同業種を狙うのがおすすめです。
前職で自分のあげた成果を分かりやすくまとめ、環境が変わっても実績をだせることをアピールすることで、採用担当にも意欲が伝わりやすくなります。
面接対策を怠らない
面接対策は入念に行いましょう。面接での質問はどの企業でもおおよそ同じ内容です。 そのため、想定される質問と回答例をおさえて十分に対策しておけば、自信を持って本番に臨むことができます。
できれば働きながら転職活動を行う
就職先が決まらずにブランクができてしまうと採用ハードルがあがってしまいます。そのため、可能であれば転職2回目は現職と並行して行うのが得策です。
在職中に転職活動をすることで安定した収入が確保でき、気持ちに余裕を持って会社選びが可能になるメリットもあります。
ネガティブな転職理由はポジティブに言い換える
退職理由が会社や人間関係への不平不満だったとしてもネガティブなことは言わない方が賢明です。退職理由は志望動機につながるポジティブな表現に言い換えましょう。
ここでは職務経歴書の例文と面接での回答例をご紹介します。
例文|職務経歴書の書き方
将来的にはWebサイトやLPなどのデザインも手掛けたいのですが、現在の会社には担当部署がなく、また今後も新設される見込みはないとのことでした。
そのため、貴社でWebデザインを学び、UI・UX設計などデザインから売り上げのモニタリングを担当できる人材として活躍していきたく、志望致しました。
回答例|面接での伝え方
変化を好まない会社の風土もあり、「うちの会社はこのやり方でやってきた」といつも提案を受け入れてもらえない状況が続いていました。
そのため、私自身のもっている資格を活かし、活躍できるフィールドを広げるために転職を決意した次第です。2022年〇月には△△という資格も取得予定です。
2回目の転職はエージェントがおすすめ
転職エージェントはハローワークや人材派遣会社と同じように、全て無料で利用することができ、面接対策などのサポートも手厚く行ってくれます。
ここでは、転職2回目の方にエージェントがおすすめな理由を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
転職活動を専任の担当者がサポートしてくれる
キャリア相談や企業の紹介を転職のプロがサポートしてくれます。
一人で転職活動をする場合は多くのステップをすべて自分一人でやらなければなりません。一方、エージェントではキャリアアドバイザーに自分の希望や条件を伝えることで、マッチする求人を紹介してくれます。
求人探しやエントリーに必要な手続きなど、転職活動にかかる時間を大幅に削減することが可能になるのです。
非公開求人を紹介してもらえる
エージェントでは、一般公開されていない非公開求人を紹介してもらえることができます。大手企業や優良企業の求人情報を保有しているエージェントもあるので、思いもかけない求人情報に出会えることもあります。自分にマッチする仕事や企業を見つけるためには、多くの選択肢があるに越したことはありません。
そのため、非公開求人に応募できるのも、転職エージェントを利用する大きなメリットといえます。
企業のミスマッチを防ぐくことができる
転職エージェントではキャリアアドバイザーが企業側の採用担当者と直接やりとりしているため、企業の内情に詳しいです。 リアルな社内の様子や風土など、求人サイトなどでは得られない情報を知ることで、ミスマッチを防ぐことができます。
履歴書の添削や面接対策をしてくれる
履歴書や職務経歴書などをプロの目線から添削してもらえたり、模擬面接を行ったりしてくれるのも、転職エージェントを登録する魅力のひとつです。自分で応募する場合、1社ごとに履歴書や職務経歴書を作成して、応募先に送信する手間が発生します。
一方、エージェントに登録すると、一度作った履歴書や職務経歴書のベースに合わせ、企業ごとにどんな書類にすればいいのかアドバイスをくれます。面接対策も企業の人事や採用担当に通じていることから、具体的な対策を教えてくれるでしょう。
推薦状で企業側へアピールしてくれる
転職エージェントでは応募者の強みや人柄、転職理由などを文章化して面接に繋いでもらえるようにPRする推薦文を作成してくれます。履歴書や職務経歴書などの応募書類だけでは伝えきれない応募者の強みや魅力を第三者の目線で企業に伝えてくれるのは、転職エージェントを活用する大きなメリットです。
転職が2回目の方はプロの力を借りるのが成功の近道!
いかがでしたでしょうか。 今回の記事では、転職が2回目の方向けに成功の秘訣や失敗する方の特徴を解説してきました。転職エージェントの活用は、一人で行う転職活動では得られない数々のメリットがあります。
現職中で転職活動に時間がかけられなかったり、自分のキャリアに客観的な意見が欲しかったりする方は、転職エージェントの利用がおすすめです。 ぜひ、プロの力を借りて選考の通過率をアップさせましょう。
ジールコミュニケーションズでは、新卒・既卒での就職活動、第二新卒、中途で転職活動をはじめ、企業向けの採用支援や学校・キャリアセンター向けのサポート支援を行っております。豊富な実績や手厚いサポートによってお客様に向き合った支援サービスをご提供いたします。
お問い合わせよりお気軽にお悩みや希望をご相談ください。
問い合わせから相談する